待望のシルバーネックレスを入荷することができました。
ダニッシュシルバーの巨匠Georg Jensenより1952年製のシルバーネックレス。
30年代にGeorg Jensenがなくなったあと割とすぐの、
彼の次男によるデザインの数が少ないレアなアイテム。
当時のカタログやブランドの文献本にも記載されている#105というモデルになります。
金で同じデザインの1105というのも作ってたそうです。最後に写真載せました。格好良い!!
長い間インターネットリサーチしましたが、
ブレスレットは今も市場にあり、本にも載っていますが、
ネックレスだけはどこにも見つかりませんでした。
Georg Jensen本人の時代のアールヌーボーな曲線的なデザインと違って、
ドイツのシルバーのような、角張った硬い少し男性的なデザイン。
重さも100g近くあり見た目にも伝わるずっしりとした重量感、
そしてパーツ1つ1つのシルバーの陰影から生まれる力強い空気があります。
<Georg Jensenについて>
1904年よりコペンハーゲンで創業したGeorg Jensen。
彼がかつて彫刻、陶芸の道を目指していた芸術感覚を
かつての仕事で手にした銀細工の技術を組み合わせ
家族の生活のために少ないお金を投じて立ち上げたそうですが、
その美しさと品質の高さから瞬く間に注目されました。
万国博覧会で金賞を取った後は、世界中に支店が作られていくなど、
改めて語るには功績の多すぎる成功者でありますが、
今なお敬意を持って世界中で愛されているジョージジェンセン。
個人的に一番このブランドが好きだと思う点は、
富の象徴としてのジュエリーではなく、
日常的な美としてのジュエリーを生み出した点にあると思います。
ジュエリーだけでなく、ポットやキャンドルスタンドなど室内装飾品も素晴らしく、
ご存知でなかった方がいれば是非ネットでアーカイブたちを見てみてください。
そんな憧れで尊敬のGeorg Jensenですが、
シルバージュエリーにしては珍しいプレミアが付いており、
ヴィンテージアイテムは特に高騰しています。
値段に驚かれた方もいるかと思いますが、現在の相場としては本当に高くない金額だと思います。
本当に出すつもりなかったのですが、昨日の日本代表の選手に震えて、気合入れて出してみました。笑
一生かけて愛することのできるシルバージュエリーですので、車買うみたいな感覚で是非。
*一度シルバーを磨いてお手入れしております。
送料込み / Free Shipping
Material - 素材 sterling 925 silver
Diameter - 直径 43.8cm 金具の留め金部分抜き、実際に着用した際の円周の実寸となります
Weight - 重さ 96g
Condition - コンディション Very Good 写真に写る通りです。留金も好調で問題ありません。