これは初めて出会えました。
レースがあしらわれたアンティークの司祭服。
フランスの神父さんが実際に教会で着用していたローブです。
通常レースといえば華やかなブラウスやドレスが多いですが、
こちらは独特の神聖な雰囲気を放っていました。
裾のレースはよく見ると十字架のモチーフになっていて、
シンプルながら洗練された美しいハンドレースです。
通常袖部分にレースや刺繍が入っていたりするものが多いようですが
こちらは他に一切装飾がなく、そのシンプルさが気に入りました。
(正直お気に入りすぎて、出すか躊躇してました。笑)
年代の特定は難しいですが、このようなチャーチスモックは1900年から1940年代頃に多く生産されているようです。
沢山のギャザーが寄せられた首周り、
肩にマチがついた古いフランスらしい凝った手仕事です。
そこから広がるボリュームと、ふんわりと自然に空気を含んだシルエット。素晴らしいです。
素材はリネンではなく柔らかく軽いコットンで、
これまたフランスの古いコットン特有のハリのある生地。
元々男性の神父さんがオーバーに着るよう作られているため、
着丈がこんなに短くてスモックのように着れるサイズは珍しいと思います。
本来は襟の結び目は前ですが、着用時はバックに持ってきています。
ばっくりと空いていますがプリーツがたっぷりあるせいか、
そんなに露出しすぎずヘルシーな具合です。
アンティークなのに遊べる要素もたっぷりな素晴らしい洋服。
これは残れば着たい。大好きです。
一度洗濯しています。
※送料込み / Free Shipping
Model height - モデル身長 167cm
Material - 素材 Cotton
Size - サイズ表記なし FREE
Measurement on flat - 平置き実寸(cm)
Length 着丈 86
Width 身幅 95
Shoulder width 肩幅 69
Sleeve length 袖丈 58
Condition - コンディション 左脇腹に小さな2つの汚れ。レース部分に主にダメージがあります。元々誰かの手によって簡易な修復がされています。遠目には見えませんが、近くで見るとわかります。繊細なレースはどうしても完璧な状態で見つけることは難しく、個人的にはこれは気にせず着たいと思える服です!写真をじっくり確認いただき、ご理解の上でご購入ください。