1920-30's French dress

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1920〜30年代のフランスのヴィンテージドレス。

ヴィンテージの淡いピンクにクランベリーカラーの刺繍。

正直普段あまり積極的にはピンクを選ばないんですが、

これは絶対に置いて帰られませんでした。

繊細に作られたアンティークとしての美しさもありながら、

着ても違和感のない、シルエットやパターン、生地選びが絶妙で素晴らしいです。

すんごく昔に作られたもののはずなのに何故だか古臭さを感じさせない、本当に良いヴィンテージです。。

代名詞とも言えるパフスリーブはやっぱりシルエットが綺麗で、

フレンチヴィンテージは袖が長いところも強い魅力だなと気付きました。

スカートは歩くたびにしっとりとドレープして、控えめに揺れる美しいシルエット。

素材は定かではないのですが、柔らかくでもやわじゃない頑丈さがあり、自然素材と化繊の両方の良さがある感じからrayonとsilkとかかなあと、

説明が本当に難しいのですが、触ると少しひんやりする、とろとろとしたあの生地です。しっとりというか。

繊細すぎないので、着用しやすく感じました。春夏1枚で快適です。

刺繍は1つ1つ手作業で、アール・ヌーヴォーな曲線の模様も、

本当に1つ1つ語りたくなるほど美しい。笑

赤刺繍で右に出るものはいないフランス人、流石のセンスです。

フロントボタンはマザーオブパールのような自然な柔らかい光り方ですが、触った感じはプラスティックのようです。

ピンクの生地は実はよく近くで見ると砂嵐のような、不均一な色模様をしていて

少し語弊があるかもしれませんが、ちりめん素材のような凹凸感と表情のある、

ただのピンク1色ではない奥深いファブリックです。

すんごく昔に作られたもののはずなのに何故だか古臭さを感じさせない、本当に良いヴィンテージですね。。

バックには刺繍が入っておらず、ウエストに細かいギャザーをたっぷり寄せただけのバックスタイル。simple is gorgeous!

尊敬するパリのディーラーから買わせてもらったんですが、

元々映画のスタイリストをしていた方で、

これは屋内外問わず日常的なドレスで、いわば当時の女性の普段着だったようです。

ちなみにどうやってその年代と分かるのか聞いてみたんですが、

着ていた本人から譲り受けたから!という強い回答をいただきました。笑

実際アンティークの洋服は、古すぎて判断基準がないものが多いので、こちらはそのマダムの言う通り20-30年代と記載しました。

自分が今までに触ったり着てきた同年代の洋服との素材の感覚やパーツ、糸、縫製などからそう信じれるなと思っています。

とても長くなりましたが、他と比較できないSpecialなヴィンテージなので

値段もどうつけたら良いかとても悩みましたが、

希少性や全てオリジナルの状態とサイズ、普通に着れるコンディションの良さを考えて、この値段となりました。

同じもの、似たものですら、もう二度と出会えないと思います。

ずっと手元に持っておきたい価値のあるアンティークです。

 

1度洗濯しています。古い洋服なので、ネットに入れておしゃれ着洗いか手洗いでお願いします。

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Model height - モデル身長 167cm

Material - 素材 rayon silk or cotton or linen? rayonは入っていると思います。

Size - サイズ fits S/M

Measurement on flat - 平置き実寸(cm)

Length 着丈 134

Width 身幅 43

Waist ウエスト幅 70

Shoulder width 肩幅 37

Sleeve length 袖丈 63

Condition - コンディション 着用に問題ありませんが、近くで見るとわかる傷は各所にあります。写真で全て収めましたので、四方八方ご覧ください。致命的な汚れやダメージはないので、丸ごと愛してやってください。