こちら、普段ご紹介しているByzantineとは少し違う、角が立ったような、エッジのあるデザイン。
ぎゅっと隙間が詰まっていて重たく、シルバーの線も太く、体格の良い１本です。
ビザンチンチェーンを繋いでから、叩いて四方を平らにしているようです。
緻密に組み立てられたパーツから浮かび上がるこの荘厳な模様から
クロムハーツですか？とよく聞かれることがありますが、
これは世界最古のチェーンメイルの１つで、長い年月色々な国で作られてきました。
現行でも作られて続けていますが、古いものの空気感がやっぱり格好良い。
もちろんキラッと光った新品がお好きな方もいらっしゃると思いますが、
細かな傷や、硫化による黒ずみなどがあるヴィンテージシルバーの方が、
これを読んでくださってる中にはお好きな方が多いのではと思います。
Byzantineがよく作られていたドイツではデザインも多岐に渡りますが、
このようにずっしりと太ったものはなかなか出会えません。
いつもシルバーを仕入れるフランスではまず滅多に出会えないので、
ドイツの信頼のおけるディーラーに探してもらいました。
長さも良く、留金もよく機能していて問題ありません。
昔富裕層の男性が富の象徴として、レジャーやバケーションの時つけてたみたいです。
レジャーシャツ着て、腕にこんなシルバーが輝いている体格の良いおじさん（色黒）渋すぎます。
マフィアの休日的な。良い意味で怖い。
一生愛せる厳ついジュエリー。半端なものはいらない方にお勧めです。
