circa 1930s Chinese silver choker with Qing dynasty influence
circa 1930s Chinese silver choker with Qing dynasty influence
A rare silver choker from circa 1930s China, crafted with quiet precision and reflecting the aesthetic legacy of Qing dynasty adornment.
1930年代頃、中国で作られた静かに美しいシルバーチョーカー。
オリジナルは1900年代前後の清朝の終わり頃の銀装身具として生み出されたものと見られ、
英語表記の刻印があることから、1930年代頃に中国または周辺地域で輸出用のジュエリーとして作られたと推測します。
出会いはフランスで、格好良い見たことない雰囲気のチョーカーやな、ぐらいの気持ちで手に入れたのですが、
調べていくうちにまさか、中国のしかも歴史の教科書で見ていた清の王朝時代のものだと知って本当に感激しました。
アジアにおいてシルバーの製造は東南アジアのイメージでしたが、中国でもかなり古い時代から銀を使った装飾品を作っていたことも知り、また新たな扉を開かせてくれた逸品。本当に奥深い世界です。人間の身体を飾るものとして、本当に古くからどの時代にもどの国でも、その地に根付いた様々な素材で作られてきたことに、改めてジュエリーって人間のDNAに脈々と流れる凄い文化なんやなとか変なところまで思考が巡りました!笑
脱線しましたがこのチョーカーは、所謂中国らしい派手さどころかアンティークらしさも一才なく、一見シンプルすぎるぐらいに削ぎ落とされていますが、よくよく見ると複雑で繊細。
中空のチューブ型のシルバーを曲げ、両端にメッシュが巻かれたようなディテール。
この非常に細い銀線を巻き上げたような、編みのようなデザインが本当に独特で、見たことないほど緻密で高い技術が伺えます。
ネジの構造もおよそ100年前のものとは思えないぐらい精巧で、緩みなく留まりしっかり機能しています。トルク型に開くので、ユニセックスでつけられるのが嬉しいです。
ぱっと見のモダンどころか近未来感すらあるミニマルさの中に、圧倒的な古さが細部に存在している感じが本当に本当にたまらないです。
また、この見た目に継ぎ目がわからない、留め具をデザインに組み込む美学は、私たちもよく取り扱うフランスのヴィンテージシルバーや、ハイジュエリーにおいては一般的ですが、
前世紀の変わり目にこのアイデアが出て、実現されていたというのがもう天才的だと思います。
シルバーは恐らく950程度の高純度のシルバーだと推測します。
恐らくもう二度と手に入れられないアイテムだと思うので、これが最後だと思って熱く語ってみました。
確実な情報が残っていないものなので、自分なりの解釈も含みますが、それを踏まえて手に取ってもらえたら嬉しいです。貴重な一点です!
送料・税込みの料金です / World Shipping And Tax Including Price
material - 素材 sterling silver
Interior circle - 内径 40cm
weight - 重さ 43.6g
condition - コンディション 本体に多少の凹みが見られますが最低限です。全体的にとても良い状態です。
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