1920年代までのフランスのアンティークシルクジャケット。
ヴィクトリアンやエドワーディアン期の香りがしながらも
いろんなディテールが普通じゃない不思議な服。
元々裾や袖に装飾がついていたものを外したような痕跡があり、
ブラウンシルクのシンプルなジャケットに削ぎ落とされています。
フレンチならではの立体感のある作りは身体を綺麗に見せてくれて、
プリーツ、ギャザーを駆使した胸部分のふわっとした膨らみも四方から美しい。
フランスの古い服はいつも着たら感動が止まりませんが、
これは中でもシンプルに格好良い、100年前のものとは思えないすごいアンティークです。
この年代は普通はカフスがキュッと絞られたパフスリーブが王道ですが、
手首にかけてラッパのように広がるお袖も珍しく、絶妙な湾曲、本当に美しいです。
素材、色合いもエクリュやブラック、全面レースが施されたものなどが多い中、
この色のブラウンでシルク素材というのも初めて見ました。
ハリのある古いシルクは、生地の揺らぎで陰影が生まれたまらない風合いです。
ジャケットですが、夏物のシャツやブラウス程度のとても薄いオンス。
また裏地は柔らかなコットン、そして袖の部分のみ素材違いのガーゼコットンが使われていて、
これがまた気持ちの良い着心地で。袖を通した時に感動しました。
ディーラーからは裏地から断定して1900-1920年代のものだろうとのことです。
サイズは小さめの作りでコンパクトなので、中には薄手のカットソーがよく、
分厚くないタートルネックであれば着れる着用感でした。
普段の装いに普通に合わせられる、モダンなフレンチヴィンテージ、希少です。
*一度洗濯しています。
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Model height - モデル身長 167cm
Material - 素材 silk 裏地cotton 袖の部分は柔らかいガーゼコットン ウエストテープはリネン
Size - サイズ fits S
Measurement on flat - 平置き実寸(cm)
Length 着丈 41cm
Width 身幅 45cm
Shoulder width 肩幅 44cm
Sleeve length 袖丈 52.5cm
Condition - コンディション 背面に薄い汚れと左二の腕あたりに小穴あり。