スペシャルなアーカイバルなジャンプスーツ！
60-70年代のフランスのデザイナー、Michele Rosierのネイビーのジャンプスーツ。
兎にも角にも。形が本っ当にめちゃくちゃ綺麗。
最初普通にワークの作業着か何かかと思ったんですが、
着てみたら異常なほど格好良すぎて変な声出ました。
ウエストから上のトップのスリムさと、パンツの少し太めの、でもすらっとした裾広がりな形が本当に素晴らしいです。
濃いダークネイビーにミニマルでシンプルな見た目ですが、とにかく着たその姿・シルエットが半端なく格好良い。これは試着してもらえないのが残念。洋服ってやっぱり着てこそ息をするんやな、、って、キモい思考になっていました。クレイジージャーニーに出てたバイヤーさんが本当の逸品は生きてる！って言ってたけどまさに本当に生きてる服って感じ。
このMichele Rosierさん実は、元々はファッションジャーナリストで、他にも映画を撮ったり脚本書いたりと芸能の方で活躍してた方みたいで、
ファッションデザイナーとして活躍したのは62〜72年の10年間と言うごく僅かな期間ですが、
超チャレンジングな攻め攻めの服作りで多大なる爪痕を残した経歴の持ち主。
元々熱心なスキーヤーだったこともあり、スキーウェアのデザインに尽力したのですが、
当時60年代初頭はまだ全く一般的でなかったビニール素材を愛し、
実はクレージュよりも先に洋服はビニール素材を取り入れたとされています。（そのことからvinyl queenという異名がつけられたそうです）
また従来の着膨れしてテディベアみたいになるウィンタースポーツウェアの概念をぶっ壊して
スタイリッシュでさらに当時の流行のミッドセンチュリーなエッセンスも入った革新的なスキーウェアを作りました。
彼女の作品は今見ても本当に斬新。スパークルです。なんで今まで知らなかったんだろう。
2016年に彼女の功績をまとめた本も創刊されていたみたいですぐに買いました。笑
ポートレートをいくつか抜粋して載せているので是非見てください！ロレックスとコラボしてる緑のスーツは一見の価値ありありすぎです。
まさにキューブリックの映画のような。60年代の一番好きなムードが詰め込まれたようなような素晴らしいワーク。
かなり熱くなってしまいましたが、本当にこの人のファッションの功績を功績を知れたことが嬉しくて、彼女に出会わせてくれたこのジャンプスーツには感謝しています。
素材表記がありませんが、恐らくナイロン素材のようで、化学繊維的なシャリっとした肌触り、そして薄手ながら頑丈な素材です。裏地もないので、夏場でも問題なく履けそうです。
*一度洗濯しています。
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Model height - モデル身長 167cm
Material - 素材 maybe nylon
Size - サイズ 46 fits women -M
Measurement on flat - 平置き実寸(cm)
Length 着丈 154
Width 身幅 48
Shoulder width 肩幅 38
Sleeve length 袖丈 64
Waist ウエスト 87
Thickness of thigh わたり 30
Inseam 股下 77
Hem-width 裾幅 23.5
Condition - コンディション 問題無し
