1960~70年代頃、東南アジアの山岳民族カレン族のコットンチュニック。
カレン族とはタイとミャンマーの国境に位置する少数民族で、
既婚女性の普段着として今も受け継がれている洋服です。
織りの達人であるカレン族の女性たち、今でも生活に必要な布や家族のための服などを手作業で織っているようで、
このチュニックももちろん手作業で、60年代頃に織られたもの。
素材はコットンで、絨毯のように頑丈に織られた黒をベースに、赤の刺繍、数珠玉のビーズで模様が施されています。
是非、生地に寄った写真をご覧いただきたいです。
カレン族は未婚女性と既婚女性で着る洋服がはっきりと分かれていて、
独身の女性は白いドレスに赤やピンクのフリンジや刺繍の施されたものを着用します。
そして結婚をすると、このようなチュニックとスカートの2ピースに分かれるそうです。
純白を意味するドレスも素敵ですが、このチュニック。本当に本当に美しい。
たまたまこの洋服に出会い、初めて存在を知ったのですが、この民族の文化、女性たちの生き様に惚れました。
彼女たちの生活に溶け込んでいる姿や他に身につけているアクセサリーも素晴らしいので写真をいくつか参照します。
シンプルな四角形の形に切れ込みが入っているシンプルなデザインですが、
実際着てみると驚くほど着心地が良かったです。柔らかく上質なコットンなのと、
アームホールは狭いのですが、腕の可動域や脇へのストレスが驚くほどゼロ。
風も通してくれて涼しいです。肌にピッタリとしたタートルネックなどであればインナー着用可能です。
カレン族は女性が家を守り、プロポーズも女性からするのが一般的な文化なので、
家の主人である女性の堂々とした力強さを感じるこのチュニック。
少数民族の守るべき美しい文化であり、数の少ないコレクタブルなピースです。
*一度洗濯しています。
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Model height - モデル身長 167cm
Material - 素材 cotton
Size - サイズ fits S-M
Measurement on flat - 平置き実寸(cm)
Length 着丈 61
Shoulder width 肩幅 61
Hem width 裾幅 55
Condition - コンディション 問題なし