ドイツのアンティークコットンブラウス。
1900年から1910年代頃のものになります。
急にいっぱい出すやんと思われそうですが、
以前も書いていたドイツ人夫婦の素敵なディーラーとの出会いがあり、
思いの外反応が良かったので、また追加で仕入れさせてもらうことができました。
良いですよねーアンティークレース。母が専業でしていた影響もあり本当に個人的には大好きです。
今回のブラウスは襟の形が独特で、フリルも控えめでそこが好きです。
裾のフリルはやはりたっぷりあるので上からニットなど重ね着すると下から覗くのも楽しいですね。
袖に裾に、身頃にもカットワークがあしらわれていて、透け感が楽しめる1着。
もちろんこの年代のレースは全て手作業で作られています。カットワークレースって全て後から模様をハサミで切って、端を縫うように処理して繕うのですが、この量の穴という穴全てその作業をしたと思うと本当にすごいなといつも慄きます。
またフロントボタンを開けて羽織ることもできるシャツジャケットタイプが嬉しいです。コットン糸を用いたドーセットボタンももちろん全て手作りです。
袖は綺麗なテープレースがあしらわれていますが、恐らく元々はフリルか何かついていたような気がします。
恐らくダメージ等があって綺麗にテープのところで切ったのでしょう、少し短めの袖丈になっていますが、その分ブレスレットなど見えやすく、水場とかでも気にせず着れて（specific situationすぎますが笑）、これはこれで可愛いし良いところだと思います！
タートルネックを中に着た写真では、袖が少し出てるのも可愛かったです。
これまで母とフランスやアメリカに買い付けに行ってきてた中で、
アンティークレースのブラウスって基本的にはフランスが王道のイメージでしたが、
ドイツブラウスの魅力としてはコットンの生地がどれも本当にしっかりしていて着用することにとってはこれとないほど最高です。
基本的にこの年代のブラウスは古すぎて生地が弱くなってしまって簡単に破れたり、繊細すぎて洗濯ができなかったり、取り扱いがかなり難しいです。
ここ数年でもう着れなくなってしまったブラウスも私自身沢山持っています。
なのでこのブラウスはアンティークなのにこのコンディションとこの生地感で本当に素晴らしいと思います。
チュールなどのように繊細すぎるレースではないので、普通に洗濯機で洗えますし、なんなら汚れがついたらブリーチできるほどタフな生地です。（これもブリーチ済みです）
また身頃の生地は生地そのものに柄が織り込まれた珍しいコットン生地。ペラペラじゃない、程よく厚みのあるシャツ生地です。
あまりフリフリの多くない、シンプルめなアンティークブラウスでこれぐらいの甘さが良い人には絶対にお勧め。
アンティークのブラウスを再現した80-90年代など近年のものは数あれど、やっぱり本物の持つ風合いには敵わないです。数が本当に少ないので是非出会えるうちに確保しておきたいです。
いつもながら本当にお勧めです。是非！
*一度洗濯しています。
送料・税込みの料金です / World Shipping And Tax Including Price
Model height - モデル身長 167cm
Material - 素材 cotton
Size - サイズ fits M
Measurement on flat - 平置き実寸(cm)
Length 着丈 62
Width 身幅 52
Shoulder width 肩幅 37
Sleeve length 袖丈 48.5
Condition - コンディション 1番上と真ん中の2つのボタンが少しダメージがあります（ボタンの枠みたいなのが取れています）問題なく使えますがご了承ください。
