ドイツのFilmstudio Babelsbergのネイティブ風の古いコスチューム。
ベルリン郊外にあるこのスタジオは1912年から映画のプロデュースをしている、
なんと世界最古の大規模な映画スタジオだそうです。
もちろん今もしっかり稼働していて、最近だとウェスアンダーソンの犬ヶ島とかもここで撮影したみたいです。
スタジオの歴史の長いことはもちろん、このコスチュームも長い歴史がありそう。先住民族やカウボーイ的な雰囲気のあるフリンジやビーズワークのジャケットなので、西部劇とかのキャストに着せていたのでしょうか。ただドイツでしかも東側で、ウエスタンのイメージが本当にないので、めちゃくちゃ謎です。まあ細かいことはわからないので追求しないですが、それもユニークな一面です。
年代なども詳しくはわからないのですが、襟や袖のビーズと刺繍のテープや、裏地の古さなどから70年代よりは確実に前のものかなと。
裏地はミルスペックのようなスタンプがあり、戦時中のミリタリーファブリックとかが使われたのでは？と思っています。生地も圧倒的にミリタリー感。
判別できたのはこのフィルムスタジオのUFAのスタンプのみなので分からないですが、とにかく古い生地には違いありません。
色々とここまで長くなりましたが、何よりも伝えたいことがありまして、この見た目からは意外なほどに着心地が良いことです。
ハンドメイドのヴィンテージコスチュームって結構、生地やデザインは良いけど作りは雑なものも正直かなり多いのですが、
これはパターンがしっかりしていて、スリーブの前振りなつき方とかきちんと計算されていてパーフェクトです。フロントの比翼ボタンの作りも、何も問題なく機能しています。
撮影でのタフな仕様により、フリンジが欠損している箇所や、ビーズや刺繍、装飾が外れていたりなどはありますが、これが好きな方は味と思える程度。
生地、ボディ自体にダメージは本当にありません。そしてこの着やすさなので、気負いせずに1つのジャケットとして扱えるのが最高です。
ビーズやフリンジのウエスタンな洋服は基本ヘビーなスウェードなので、この軽いコットンで取り入れれるのも珍しくていいなと思います。
長い冬の終わりにふさわしいヴィンテージ。こういう服を楽しめる人って素敵って思います心から。
*一度洗濯しています。
送料・税込みの料金です / World Shipping And Tax Including Price
Model height - モデル身長 167cm
Material - 素材 cotton
Size - サイズ fits women M-L
Measurement on flat - 平置き実寸(cm)
Length 着丈 74
Width 身幅 54
Shoulder width 肩幅 38
Sleeve length 袖丈 62.5
Condition - コンディション 問題なし
